富士フイルム「D−UVガード」…世界初、紫外線吸収の長波化実現

富士フイルム株式会社は15日、皮膚深層部にダメージを与えてシミ・しわ・たるみなどの原因となる紫外線UVAの中でも、最も長い波長領域(370〜400nm「Deep UVA」)を、世界で初めて効果的にカットすることができる有機無機ハイブリッド型紫外線防御剤「D―UVガード」を開発したと発表した。

  「D―UVガード」は、有機化合物の「紫外線吸収剤」と、微粒子無機粉体の「紫外線散乱剤」の異なる機能を持った紫外線防御剤を、機能的に複合化し、新たな機能を付与するなど「ハイブリッド化」して実現したもの。紫外線防御剤にはこれまで、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤を組み合わせて配合することが一般的だったが、単に両者を併用する従来の技術では、「Deep UVA」までは防御できなかったという。

  「D―UVガード」は、それぞれの製剤で実現できなかった紫外線吸収の長波化を実現。同社は今後、「D―UVガード」を、紫外線による老化を防ぐスキンケア化粧品に応用していく。(編集担当:金田知子)

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